RAWとJPGデータ
D70の画像記録形式は大別してRAWとJPEGがあります。
JPEGの特徴
撮影素子からの12ビット生データをカメラ内の演算回路で8ビットに処理したもの。
256階調
色数はRGB3色で1670万色
RAWと比べてファイルサイズも小さく記録メディアへの書き込みは高速専用画像処理ソフトを介することなく画像として即使用できる。
撮影時のカメラ内の各画質調整項目を12ビットの生データに施すので撮影後は自由に変えられない。画像処理ソフトにて過度に変えると画像劣化は避けられない。
RAWの特徴
撮影素子からの12ビット生データをカメラ内で演算処理せず、そのまま記録したもの。
4096階調
色数はRGB3色で約687億色
JPEGと比べてファイルサイズも大きく記録メディアへの書き込みは遅い
一般的な画像ファイルにするには専用ソフトが必要
撮像素子からの12ビット生データと画質調整項目が別々に保存されるため撮影後に専用ソフトで各画質調整項目を設定し直すことができる。画像劣化がきわめて少ない。