小垣江の名の由来
文献等によると小垣江という地名の起こりにはいろいろな説があります。
1つ目は、昔この付近は鴎島(かもめじま)とよばれ、鴎が海を泳いでるとき荒波によって尾が見えなくなったので「尾が消」村といっていたのが「小垣江」村になったという説です。
2つ目は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰り熱田に向かう時に伊勢湾に入るのを誤って三河湾に入られて、景勝の地に上陸されたのが小垣江小学校のあたりだといわれ、字名を西王地と呼ばれています。
日本武尊は対岸に渡り、そこから王地を眺めると神の御垣の入り江のようであったのでこの辺りを御垣の江、「御垣江」と呼ぶようになったという説です。
3つ目は、かつて同村が逢妻川河口の海の中の島のような状況であったころ、鴎の形に似ており浪により尾の部分が見えなくなったことから 「尾が消え」と呼ばれるようになったという説です。
刈谷市立小垣江小学校の校章
刈谷市立小垣江小学校の校章です。
かもめの尾が波で隠れています。
刈谷市立小垣江幼稚園の園章
刈谷市立小垣江幼稚園の園章です。
こちらもかもめの尾が波で隠れています。