開放F値
開放F値とは絞りを最大に開いたときのF値のことを指します。
開放F値は「F3.5」のように表します。
ズームレンズの場合には広角と望遠で開放F値が変わることが多いため「F3.5〜F4.5」などと表記されています。
これは、広角側でF3.5、望遠側でF4.5になるという意味です。
このF値が小さいほど光を多く通し明るいレンズということになります。
開放F値の小さいレンズ(明るいレンズ)のメリットは、光を多く通すのでシャッタースピードを速くすることができ手ぶれしにくくなります。
また同じ焦点距離ならばF値の小さいレンズの方が被写界深度を浅くすることが出来るため、撮影表現の幅が広がります。
デメリットは構造が複雑になり、重たいレンズになってしまい価格が高くなってしまうことです。