CCD
CCD(Charge Coupled Device)は撮像素子とよばれ、レンズからの光を取り込み電気信号に変えるセンサーとなる半導体素子のことです。
銀塩カメラではフイルムに相当しますが、光から変換された電気信号はCCDではなくCFカードやマイクロドライブなどのメディアに記録されます。
CCDはそれ自体では光を単純に受け取るセンサーで、色の成分を取り出すことはできません。
そこでCCDの前に赤・緑・青やシアン・マゼンタ・イエローといったフィルターを付けて、特定の色だけを取り出しています。
このフィルターが赤・緑・青ならば原色フィルターCCDでシアン・マゼンタ・イエローならば補色フィルターCCDになります。
ちなみにニコンD70の撮像素子は23.7x15.6mm(35mmフィルム36x24mm)サイズ原色CCD。
総画素数6.24メガピクセルニコンDXフォーマット(CCDのサイズが旧来の35mm判に比べて小さく、撮影画角がレンズ焦点距離の約1.5倍相当になるようなものをニコンではDXフォーマットと呼びます。)